ケン君の紹介
2024年8月13日に我家にやってきました。
暑い日が続く夏の日、ケンさんが職場にやってきて段ボールに入った茶色い塊を見せてくれた。
どうしたらいい?と、聞かれ戸惑った。
茶色い塊はとても息をしているようには見えなかった。
とりあえず、病院に連れて行ってもらうことに。
次の日、病院でダメかもしれないといわれたが、様子を見てみる。と、連絡があった。
ケン君との出会いを教えていただいた。
早朝、愛犬と散歩していると小さなネコが1匹座っていた?らしい。
生後2ヶ月くらいの子猫が一匹でいるはずないので母猫が近くにはいるのだろうと思っていた。
仕事が終わり、日中の気温は40℃近いので蒸し暑い夕方、愛犬の散歩へ。
朝見た小さなネコが横たわりかすかに息をしていた。
全く動いた形跡はない[マジか…」
夕方とはいえ、汗ばむ暑さ。
周りに親猫や兄弟らしき猫の気配はない。
捨てられたんか…
そのままでこの場を離れることは出来ない、とりあえず連れて帰ろうとなったそうな。
いやーケンさん勇気あるなと思った。
私は、勇気ない。
それからは、自宅は昼間誰もいないので仕事に行く前に知合いの自動車工場に預け、毎日みんなで見守って一喜一憂したそうな。
小さな小さな子猫もいろんな人のエネルギーをもらい少しずつ元気になっていったが、ケンさんの親御さんは猫アレルギーとのことで一緒には暮らしていけないことがわかった。
そのころには、子猫は自分の力で歩けるようになるが、栄養失調なのか後足の股関節が弱いのか引きずるよう歩いているように見えた。
ケンさんも普通には歩けるようにはならないのかもと不安を口に出していた。
地域猫としても難しいかも。
そこから私は、家族に事の経緯を話し相談をした。
「相談する意味あるん?答えは決まっとるんやろ!」
家族から欲しかった答えが返ってきた。
そんなこんなでケンさんとの出会いに感謝しているである子猫をケン君と命名。
後足股関節を不安視していたのが何だったのかというくらい、今は毎日家の中を走り回っています。
そうそう、茶色の塊はきれいなクロネコになりました(笑)
ひとりぼっちだったケン君は楽しい日々を過ごしています。
そして、やはり黒猫は甘坊さんです。



