太郎君の異変




何だかか様子がおかしい。
最初は、季節の変わり目だから調子がよくないのかな?
2025年9月中旬
危険な暑さが毎日続いていたが、涼しくなり始めようやく過ごしやすくなってきた矢先。
いつも同じ場所に居る。
確かに、高いところが好きだけど…
大好きなケン君と戯れないし、いつも横になってる。
決定的だったのが、ガニ股でボテボテと歩く後姿が可愛かった太郎君が、お尻周りがすっきりしてお腹も凹んでる。
まだ、2歳にもなっていない。
背中を触ってみた。
えぇっ…
背骨が手に当たる。
ゴツゴツ
絶対に何かある。
この短時間でこんな状態になるなんて絶対によくない。
次の朝、早々にお世話になっている動物病院に向かった。
診断結果「猫白血病」
病名は「猫白血病」
先生から
貧血がひどすぎる。
熱が出ててもいいはずだが、出ていないのが不思議。
お腹にリンパ腫の腫瘍ができています。
身体が辛いはず。
治療法はありません。
もしかしたら…
聞いてもない聞きたくない話をされる
病院では、点滴とインターフェロン
とりあえず帰宅したが、どうしたらいいのかわからない
元気もないし
可愛い肉球は、真っ白
口の中も血色はよくない
食欲もないのが一番不安。
大好きなチュールに見向きもしない。
隔離
先生から
「太郎君は他の猫達とは隔離してください。」
「唾液等を介して感染するかもしれません」
「現時点で他の猫に保菌者がいるかもしれません」
私、パニック。
太郎君が猫白血病と診断されショックなのに隔離とか、他の猫達も…なんて
しかし、もやもや考えていても仕方ない。
疑念を払拭していくしかない。
次の日から、同じフロアを拠点とする6匹を検査。
とりあえず、今のところ6匹は陰性。
感染はしていない。
これからどうしたらよいのか。
何をしてあげれるか
太郎君は、漱石君と職場に住み着いていて半年かけて餌付けをして捕獲機で捕獲した。
同じ時期に漱石君と一緒に我家に連れて帰ってきた。
野良猫だった。
若かったのもあり、私にもなついて先住猫たちともうまくいっていた。
どうしたものか。
太郎君は生きたいと願っているはず。
出来ることはしてあげたい。
毎日、動物病院に行って診ていただくくらいしかできてないけど、ちょっとづつ元気になってくれたらと通う。
でも、めっちゃストレスなんだよね。
そして、ストレス大敵。
また、みんなと走れ回る日が来るように頑張る!



